蹴球夢雑記

指導者を軸に様々な道を模索している21歳の教育系大学生です。Twitterもやっているので応援していただけると嬉しいです。

君のサッカー人生が目指す先を。

 

先日少しだけバズったツイートです。

インプレッション:約5000

エンゲージメント:100以上

 

やはり高校サッカー箱根駅伝に負けない人気の学生スポーツですね。

 

高校サッカーについてはサッカーに携わる人が意見を出しているので、

高校サッカー」で検索してください。

(今は高校サッカーに携わっていないので)

 

ただ、高校サッカーには過去、携わっていました。

千葉の某強豪校(N高校)で3年間サッカー部に所属していました。

やはり、最終目標は選手権に出場する事でした。

自分は3年間1度も公式戦に出場する事はできませんでした。

(Cチームが県リーグに参入したのは、卒業した年からです。)

 

1年生の時、選手権県予選準決勝、PKで負けました。

その年は県リーグも調子よく、オーソドックスなサッカーをしていました。

しかし、選手権はリスク排除のロングボールを多用するサッカー。

自分はそこに疑問を持たざるを得ませんでした。

 

その後1年生だけで開かれたミーティングでこんな発言をしたのを覚えています。

「負けてもいいから積み重ねたサッカーをして欲しかった」

「今までのサッカーにトライしていたのはキャプテンだけだった」

(ちなみに当時のキャプテンはプロになりました。)

そんな発言をした後、ある部員からこんな意見が。

「選手は勝つためのサッカーを精一杯してた」

「勝つほうが大事。選手権では内容よりも結果が求められる」

(5年以上も前の話なので多少のずれはありますが…)

 

当時は、選手権=結果、という考えが浸透していました。

それは高校3年間、変わる事はありませんでした。

 

今ならこう言える。

「選手権は最後の大会。じゃあ、ここでサッカーを終わらせるの?

 確かに高校年代で見たら最後。サッカー人生で見たらまだ道の途中じゃないの?」

高校サッカーの集大成なら、なおさら自分たちが3年間積み上げたサッカーを100%、自信を持って発揮すべきじゃないの?」

 

当時の自分は、スタンドから応援する事でしか力になれない人間だった。

あの試合を持って、サッカー選手としての人生を終える事になりました。

 

高校サッカーに悔いは無い。

こんなこと言ったら嘘になる。

後悔している事なんて山ほどある。

 

まだ選手でいる高校生は、考えて欲しい。

君の思い描くサッカー人生の行き着く先はどこか。

 

                               Mori Hiroyuki