蹴球夢雑記

指導者を軸に様々な道を模索している21歳の教育系大学生です。Twitterもやっているので応援していただけると嬉しいです。

1/21 手塚さんに会ってきた!!

だいぶ前になってしまいましたが笑

この日は、東海大学の3年生で指導者をしている「手塚七海」さんにお会いしてきました!

同い年でしたが、とてもエネルギッシュな方だと感じましたね。

 

 

 

ちょうど、自分が女の子の指導をしていることもあり、指導している女子チームならではのことも聞く事ができました。

 

2時間サッカーのことについて話しましたが、

いくつか要点を絞ってお話します。

 

  1. 男性と女性の指導時の反応の違い
  2. 女性指導者が現場でスタンダードになるということ
  3. 女子チームの母数
  4. スペイン留学について

1.男性と女性の指導時の反応の違い

 この話は、普通の指導者には得られない女性チームならではでしたね。

 女性はTrainingに入る際に「先読み」をして質問をしてくるそうです。

もちろん、「大学生」という性質も加味されますが、普段男子だけのチームを指導しているとなかなか無い光景ではないでしょうか。普段私は、少年団(U-10)を指導していますがまずこういった光景はないですね。どちらが良い悪いではなくて、単純に「男女差」だと思いますね。どちらかというと男子の場合、質問しない・活動していく中で質問が出てくる事が多いのではないでしょうか。

 

2.女性指導者が現場でスダンダードになるということ

 

 手塚さんが大きなビジョンとして語っていた事。それが、

 

女性指導者が指導現場で当たり前になる事

 なかなかスケールの大きいビジョンです。私も女子の選手を指導しているので良く分かりますが、なかなか異性では理解しようとしても出来ない事が多くあります。またプロの選手でも同姓である女性にパーソナルを依頼したい方も少なくないようです。サッカーにおいてはなでしこリーグについても男子サッカーについてもなかなか現場で女性指導者を見かけることはありません。

 先日は、JFL鈴鹿アンリミテッドFCに女性監督の就任が発表されましたね。サッカー界では大きなニュースとなりました。Jリーグにとっても初めての女性監督の誕生でした。女性の指導者は確かに男性の指導者と比べれば、母数自体は多くありませんがそれでもいることは事実です。プロ以外のルートから女性指導者がどんどん現場へ参入していくことで、より良いサッカー界への発展につながること間違いなしでしょう!!

 

3.女子チームの母数

 

 これもサッカー界にとっては考えなければならない問題です。女子サッカーはW杯以降、女子選手自体も選手数は増えていますが、チーム数が増えていないように感じます。最大の障害がどこにあるか、それは「中学生年代のチーム数」です。男子サッカーと比較した時に、中学校に”女子サッカー部”はあまりありません。(というか千葉では聞いた事がない…)学校教育には様々な特性があり、それが要因となっているため深く彫り下げる事はできませんが、この年代のチーム数の少なさが競技を続けていく上での大きな障害である、と話していて感じました。

 

4.スペイン留学について

 

 手塚さんは2月にスペインにサッカーを学ぶために行くそうです!!

 元々、縁があってその縁から今回のスペイン行きが決まったそうですが、やはり”人との繋がり”は大事なんだなと感じました。それと同時に、アクティブで向上心をもち続ける手塚さんに凄いな…と感じました。

 

同年代の指導者が様々な活動をしていると、刺激をもらいますし、気持ちを奮い立たせてくれます。

 

これからもいろんな方との縁を大事にオフラインでも通じていけたらと思います!!

 

                              Mori Hiroyuki

オープンなインプットと”生かし方”

 

最近は、積極的にインプットを行っています。

特にオープンな場所で。

 

結局、学び方も定着のさせ方も人それぞれですが、

・知識として独立

・知識+活動で理解を深める

これだけでも大きな差があります。

 

  1. サッカーの指導
  2. 経営の基礎知識
  3. 英語
  4. やりたい事に関する情報

 

最近のインプットはこの辺ですね。

読書やメモはあくまでも「手段」です。

大事なのは、「中身」であり「生かし方」です。

なので、最近は「覚える」より「これが何に繋がるのか」を意識して取り組んでいます。

それはTwitterやNoteでも同様です。

これらについても、発信者がターゲットを絞って、ブランディングの為にツイートしている場合があります。そういった場合は、情報が整理された状態で発信されていますが、その情報も「知る」ではなく「どのように生かせるか」を考えます。

 

これは、前田祐二さんが書いた「メモの魔力」の中の、

「抽象化能力」 

 だと私は感じています。

「ファクト」(事実)だけではなく、その情報の枠組みを捉えること。

その先に「生かす」つまりは「具体化」が起こります。

 

                              Mori Hiroyuki

学校教育における「生きる力」とは誰が教えられるのか

 

先日、こんなTweetがありました。

 

私は高校生のとき、選手権をもってサッカーという競技から選手として退く事を決めました。その時、夏から推薦があり、第一志望の大学に2回落ちていました。そしてサッカー部を引退して、受験生として受験に専念したときに自分に「サッカーが無いと何も無い」事に気付きました。そこから今現在まで少年団の指導に携わっています。

そこで小学生の指導をしていく中で「小学校の教員になりたい!!」と思い、今現在、教育学部に所属しています。

 

今年、4年生となり教育実習を迎えます。

 

今まで、学んだ事を全て発揮したいと思います。

 

そんなことはさておき、なぜ冒頭にあのTweetを出したのか。

答えは簡単。自分が共感できる内容だったからです。

ちなみに私が教員を目指す事をやめた理由の1つでもあります。

 

私は1・2年次に現場実習に行っています。

なので、多少の教育現場もしっていますし、市の研究授業にも参加したことがあるので教員の学校現場以外での学びも少し知っています。

 

感じたのは、「学校」しか知らない教員が多いことです。

本来の学校教育では、資質・能力の育成に焦点が置かれています。

しかし、「知識」が独立して学習されていること、体系的・あるいは知識から仕組みを理解させるような学習の取り組みがなされていない、と感じました。

それは、カリキュラム自体にも問題があります。

新学習指導要領の学習内容についても学校現場では、比較的多くの学校でカリキュラムをその年度で終了させる事でいっぱいになっています。

本来、学習にこそ「PDCAサイクル」が利用されているはずですが、時間という制約があるため上手く回っていないと感じます。

それは授業が「失敗を前提に」作られていない事も1つの要因だと思います。

チャレンジとは、失敗が付き物であり失敗から得るものがあります。

しかし、時間という”制約”と成功体験を重視した学習内容によって、現代の子どもたちは「好奇心」が失われているように感じています(もちろん、インターネットの発達と使用頻度によって児童の思考が変化しているのも要因の1つである)。

 

他にも、教員の人々が「社会」を知らないと思うことが多々あります。

挙げたらキリが無いのですが(笑)

  1. 県におけるセミナー生がいる
  2. 県のボランティアが合格のための必須条件
  3. 中途採用枠が少ない
  4. 臨時採用枠が多い
  5. トレンドに弱い
  6. 年功序列の文化が根強い
  7. 雇用形態がおかしい

まぁ、教員になるためには教員のことを4年間勉強したほうがいいんです。

大学生とは本来、4年間を目いっぱい使って自分の学びたい事を学ぶのが4年間の意義だと思ってます。

教育学部に入ると、本当に「教員になるための勉強」しかしません。

まぁ、大学にはそこをやるメリットがあまり無いんでしょうが、「よりよい授業」とかそういった教員採用試験に関係する事に重点が置かれている気がします。

ちなみに雇用、とくに給料についてはこんなTweetも。

 

 

あれ?義務教育って誰もが通る道ですよね?

「義務」なのは重要だからなんですよね?

教員になるには採用試験があったり、介護等体験があったり、教育実習があったり、公務員であることも「教育」が大事、と捉えているからですよね?

 

自分はこれを「やりがい搾取」と呼んでいます。

自分の価値(=給料)が1時間当たり600円ですよ?高校生以下ですよ?

大変で重要な仕事なのに?

 

この辺に気付いた自分は、教員を諦める事にしました。

 

あとは「教育」しか学んでいないため、実社会にめっぽう弱いと感じます。

現場教員の方でどのくらい「信用経済」を知っているのか。

教育しか学ばず、大学から教員になった人がどうやって「実社会」と関連付けて教科等の学習を指導できるのか。

私はこの辺に疑問を抱いています。

 

だから、さるさんのような先生がこれから増えていく事を願います。

そして、教育環境の改善と雇用環境の改善がされることを望みます。

 

                              Mori Hiroyuki

 

 

きゃわ@月に100人に会う大学生に会ってきた!

昨日に引き続き、

Twitterを通じて人と出会ってきました。

今日会ったのは、きゃわさん!

1つ下の大学生です!

自分の高校の同級生と大学サッカーで一緒だったので意外と共通点があるという🤣

 

きゃわさん↓

 

 https://twitter.com/kawaharada0530/status/1076341594121355264

 

1時間程度お話ししましたが、

年下とは思えないほど、話すのが上手いし

自分をよく分析してるな、と思いました!

もちろん、今日もメモを取りました📝

(実際はこのメモの後に色付けして自分なりにインプットしています)

 

 

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エンターテイナーになると語っていました。

そこには、「感動」や「ワクワク」を与えることが目的だそうです。

目的やビジョンというと、どうしても具体的に考えてしまいがちですがアバウトでもいいんだと気付かされました。ただ、「〜になりたい」ではなく「自分が自分でいること」が時には大事なんですね。人間にはだれしも「なりたい自分」が存在します。そこに現実として「今の自分」がいてギャップから悩みや葛藤を感じることがあります。しかし、自分という"軸"を作る時に、自分がどんな人間になりたいのか考えると、意外とシンプルな答えが見つかったりすると思います。

 

後は、非常に目線がフラットだなと話していて感じました。

始めたきっかけ、始める前はどんな自分だったのか、父親との話、どんなことをこれからやっていきたいか、色んなことを話してくれました。その中で「トップになりたい」という考えはあまり感じられず、どちらかというと「人を巻き込んでその人達と共に」という考えが伝わってきました。教育業界やサッカー界において「トップダウン」や「ボトムアップ」が言われていますが、あれって立場が明確に分けられています。勿論、上から知識を伝えてあげることも大事ですが、他者の学びから自分の学びに気付くことも大事です。環境づくりについても語ってくれていたので、ゆくゆくは形になると思うので皆さん期待しましょう!

 

パワーワードととしては、

「好きこそものの上手なれ」

を挙げさせていただきました。

やっぱり好きなことがまず大事かなと思います。それでは。

 

 

まだ会ってくれる人募集してるので是非!

きゃわ君のTwitterもぜひチェックしてください!

なおきちさん(プロカフェラー)に会ってきた!

今日は、池袋のカフェで

なおきちさんに会ってきました。

 

なおきちさんとは↓

 

 

同じ21歳でも、エネルギーが溢れている方でした。

サッカーという共通点があり、自分の思うことに対して話してくれたり、コミュニュケーションが上手い方はこういう方なんだと痛感しました。😅

元々は、Twitterで見つけ「まずこの人に会ってみよう!」と思ったのがきっかけでした。

 

得られたもの?

めちゃくちゃありましたよ!

2時間で得られるものが多く、自分のビジョンに対して活かせるものが沢山ありました。

 

ちなみにその時のメモがこちら📝

 

 

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人と話していると、自分の思考の中で矛盾が生じてくるんですよね。何をしたいのか、何をするべきなのか、本当は分かってるのに行動に移せていなかったり、理由が不明確になっていたり。

迷ってる人、とりあえず誰かと会いましょう!リスクが怖い方、行動しないことそのものがリスクです!

誰かと会うことによって気付くこと、得ることが必ずあります。

 

ところで最近、流行りの「パラレルキャリア」ってご存知ですか?

なおきちさんは「カフェラー」としての顔を持ちながら、「パラレルキャリア」に関わる顔も持ち合わせています。

 

「パラレルキャリア」とは、


パラレルキャリアとは本業を持ちながらも余暇を使用して第二の活動を行う新しい働き方。(引用:Bizhint)

 

副業ではなく、兼業・複業とイメージした方が良いでしょう。現代において社会人に求められる能力は変化していきました。それは社会を取り巻く環境変化が起因となっています。

知ってる方も多いと思いますが、今の時代「終身雇用」なんて時代ではありません。いつ倒産するのか、いつ自分の職業が不要となるのか分からない現代。大事なのは、その人が「何を」持つかです。「どこに」いるか、ではありません。パラレルキャリアはそう行った現代の働く環境に対して複数の稼ぎ方を持つことです。そこを築くには、個々を個別にするのではなく、関連性があるものを自分を軸につなげていくことが必要です。

自分の場合は、まだ軸はあやふやですが恐らく、「サッカー」・「指導者」・「教育」とこの辺りがメインになって必要に応じて広がっていくものだと感じました。

 

なおきちさんは非常にコミュニュケーション力に長けた方だと感じました。

・「伝える」、「話す」を大切にしている

・「間」を考える

・意見をはっきり述べる

・ターンを大切にする

・話の広げ方が上手い

まだまだありますが、こんな所で笑

流石、100人以上と『カフェ雑談』で会ってきた方でした。

 

大事な言葉を1つ。

 

「沈黙は金なり」

 

この言葉がなおきちさんの人の良さを表してるのかなと思いました。😊

 

なおきちさんの紹介もあり、また新たな出会いができました。

「カフェ雑談」続いているので、そちらもぜひ。

                             Mori Hiroyuki

アイドルから学ぶこと。〜AKB48チーム8コンサート〜

知ってる方もいるかと思いますが、

自分、結構なアイドルオタクです。笑

握手会にも行ったことありますし、コンサートも勿論あります。10年くらいアイドル好きです。

 

今日はTDCホールで行われていたAKB48チーム8のコンサートに行っていました。

 

話といえば、楽しかったですよ、はい。笑

よく、「握手会は金の無駄遣い」とか「アイドルは金がかかる」なんて言われますが、まさしくその通りだと思います。握手券1枚で話せるのは約5秒程度と言われています。(諸説あり)

ただ、娯楽というエンターテイメントは、時に感覚を麻痺させる"中毒性"を持ち合わせています。

 

自分より若い子が、プロとしてステージの上で準備してきたパフォーマンスを精一杯出し切っていること、笑顔や反応によって相手を楽しませる、それだけで自分の刺激になります。

また、45人で1日8千人もの人を集められる魅力があるのが「アイドル」だと思います。

マネタイズの仕方や管理の仕方はニュースになっていたり、度々「握手会」が問題になるなどしていることから運営するにあたっては問題点がありますが、だからこそ新しいきっかけを生み出すためには良いアプローチができると考えています。

 

アイドルについて話すと長くなるのでまた別の機会に。

                                                 Mori Hiroyuki

サッカーを続けていくことの難しさ。〜少年団の在り方について〜

今日、ある子が1月いっぱいでチームを辞めると話をしにきました。

その子は決して運動神経が良くなく、ボールの扱いも上手くないため、チーム内のヒエラルキーにおいても下にいる子でした。

辞める理由についても、チームに迷惑をかけていると感じていること、サッカーに取り組むための十分な時間を取ることができない、そんな風に話していました。

 

このブログを読んで下さる方々は、Twitterで自分のことを知ってくださり、興味を持ってブログを読んでくださってると思います。

どんな発信をしていても、指導者に求められるのはオンラインという実像です。常に迷いながら、何が子ども達にとって伝わりやすいのかサッカーとは何なのか、今後のサッカーをより良くしていくために何が出来るのか考えている日々です。辞めてしまう子についても、本人の意志、と言われればそれまでですがどこかで違ったアプローチをしていればサッカーを続けていたかもしれない、そんな苦悩を抱えています。俺にとってはスキルを教えるより、いかにサッカー好きになって本気になれるか、サッカーに生涯関わっていく人を育てていくほうが遥かに難しいと思っています。

 

俺にとっての指導者の理想は、

「サッカーに対して好きで、自分を肯定して絶えず全力を尽くせる選手」を育てる事にあります。勿論、プロにするのも1つの役割だと思います。

ただ、それ以上にサッカーを好きでいること。チーム内で自分を絶対評価してあげることが大事だと痛感しています。とある町の少年団の多くは、サッカーを始めるきっかけです。プロに近づくためのチームは沢山ありますが、サッカーを始める環境はあまり多くありません。チームにもレベルがあるので。

 

まだまだ未熟な指導者ですが、いつか理想に辿り着くため今いる環境を大切に、誰もがサッカーを好きになって活躍できる、そんな環境を作っていきたいと思います。

 

いや、非常に落ち込んでます。笑

下手な子を上手くする信条を持つ自分にとって、サッカーが上手くないまま辞めていくことは不本意です。

 

サッカーにはサッカーにしかない魅力がある。

                                                Mori Hiroyuki