スポーツ×学生 【スポーツ革命会議】(魅力、体罰から考える指導)
こんにちは。
寒さで体調を崩し気味な、Mori Hiroyukiです。
最近は「スポーツ×学生」は流行のキーワードだと思ってます。
今回は、【スポーツ革命会議】という場があり、
そこで、
・第1部~自分の持つスポーツの魅力とは~
・第2部~体罰から考える指導者の在り方~
について話し合ってきました。
違った環境や境遇からの視点で、刺激的な2時間半でした。
ブログでは、1部と2部を分けてそれぞれについて話した内容を載せていこうと思います。
目次
それぞれのスポーツが持つ魅力とは
[サッカー]
自分ともう1人サッカーと陸上を専門にしている方がいました。
まずは、もう1人の方から。
サッカーはチームスポーツであり、外的要素によって環境が形成されていく。
得られるものは、競争力や協調性という面から「社会性」である。
次に自分の意見。
サッカーとは、人間が出てくるスポーツである。また、「クラシコ」や「ルール・ダービー」など歴史的背景を含んだダービーマッチがあり、観客も気持ちが高まる。
このスポーツは、ボールがあれば出来るスポーツである。フットサルやウォーキングフットボール、ブラインドサッカーやアンプティサッカーなど年齢・人種・性別問わずに出来る、サッカーを軸に広がっているスポーツである。他にも「足でボールを扱う」性質上、ミスが起こりやすいスポーツである事について紹介した。
[野球]
点が入りやすいスポーツであり、最後まで逆転の可能性があるスポーツである。野球では時間制ではないので‘‘間‘‘を大切にする。
[ラグビー]
良い所は、熱さが直に伝わってくる。(接触の多いスポーツだから)また強さがはっきりするが、個人の勝負≠チームの勝敗となる。「ノーサイド」の精神があり、相手をリスペクトする競技である。高校から始める人も多く、始めやすい。ただ、非常に怪我が多く脳震盪や脱臼が起こりやすい。
[ハンドボール]
日本では、マイナースポーツであるが欧州ではメジャーなスポーツである。発祥はデンマークである。接触機会が多く、攻守の切り替えが激しいスポーツであり、シュートバリエーションが豊富に存在する。
このような感じで1通りプレゼンを行い、その後聞いてみての質問から話を掘り下げていきました。
特に自分が気になったのは3点。
- 「自己犠牲」の捉え方
- 学生が運営しているのかどうか
- 集客を行うための環境整備はどうすればよいか
①は例えば、野球の「バント」。
チームの為にあるいは誰かの為に頑張ろうと思うことが大事。
確かに結果が求められるスポーツではチームプレーに徹する事も求められる。
けど、自分は「自分もチームも生きる」ことが大事だと思っている。
これはスポーツに限らずだけど、どこで生きてても主人公は自分。
己を殺して他を生かす、そんな自己犠牲の精神がまだあるのかなと思った。
チームは個×個の人数分だと思ってるからね。
②は大学サッカーのような学生主体の運営が他の競技でされているのか聞いてみた。
答えはほとんどがNo。野球では一部行われているらしい。
関わり方や場所によって、育成なのか、プロ手前なのかで変わってくるけど
まず新しい風を吹き込むなら、1人でも多くトップレベルに関われるような人材にならなければいけないと実感。
③「集客を行うためにはどうしたら良いか。」
自分は現実はあまり見ない主義なので、ふとこんな質問をした。
答えは、学生だからSNSなどで発信力などをつけるしかない。
個人的には、リーグ単位やチームがこれから先、今以上に集客や広告などから資金を集めていくのか気になっていた。
けれど、多くのスポーツに関わる学生が「個の集客力」に意識が向いていることがこれからの強みなのかなと感じた。
いつも自分が関わっているスポーツは自分の軸になっていると同時に考え方が単一的になってしまっているので、注意しなければいけないと感じましたね。
「体罰」から考える指導者の在り方とは
第2部は「体罰」は指導でありかなしかという質問から始まりました。
全員なしかと思いましたが、ありがいたことに驚きでした。
先に‘‘あり‘‘と答えたかたの意見は
・「心」がある指導なら良い
・気持ちのコントロールが出来ている
・体罰しか指導法が無い状況があるはず
・注意しても複数回注意しているのに直らなかったら?
ということ。
対して、‘‘なし‘‘と答えた意見は、
・好きな事だったらそもそもやる気だけはあるはず
・教育現場だから
・スポーツをやる目的にも多様性があるから
・罰を与えてもストレスや一時的な解決にしか結びつかないから
ということ。
親の目などを抜きにしても個人的には‘‘なし‘‘だと思いますね。
ちなみに「空間を支配するのは指導者or選手」という意見もありました。
ここでは、「プレイヤーズ・ファースト」や競技レベルや知識量の変化、思考の深化はどちらがよりよいのか、影響をもたらすのかについて議論がなされました。
体罰についての結論は、「なし」。
理由は、選手を導く事は指導者の役割であるから。また空間は選手のものであり、支配するのも選手であるから、という意見にまとまりました。
ここでは「ボトムアップ理論」も1つの参考になるかと思い、提示しました。
やはり、同世代でスポーツについて話し合う機会は楽しいですね。
もっと他のスポーツとの関連からサッカーについて思考の深化が出来ればよいなというのが1番の感想ですね。
Mori Hiroyuki